炸醤麺と水餃子掲示板〜2002年3月7日


不要客気!(←「様」問題) 投稿者:  投稿日:03月07日(木)23時40分06秒

>アメリカ合州国の獨一處は、入手可能な麺で再現しようとしたと認め北部式としましょう。

私が写真で見た感じでは獨一處の麺は北京でも「やる気のない」というか、ごく一般の食堂で出てくる(ちょうど給食の「ソフトめん」のような)白い麺だと思いました(そうでしたでしょうか?>ピロ様)もしそうだとしたらまさに店名に偽りなしで、北方式でよろしいと私も思います。

白い麺にこだわる、これは白い麺が無視あるいは差別されている日本の現状において、なすべきアファーマティブ・アクションといえましょう!(なんちゃって)

ぴろさん
「3・10」が近づいてますね。楽しそうだな〜。それから「中文介紹」お気づきの点が有ればぜひ教えて下さい(「北京原人」太太さまにもよろしく)。

荒川様
サーチエンジンへの登録、どんな方法が考えられますか?
日本のYahoo! (=Google)に引っかけてもらうためには、S-JISでも同文を作っておいた方がよいでしょうかねぇ〜?


紹介文 投稿者:ジミー荒川  投稿日:03月07日(木)12時25分57秒

翁様
さきほどの書込みで様が抜けておりました。もうしわけありません。
あとは紹介文のあるページをサーチエンジンで検索されやすいように
しなければなりません。できるものには登録してみます。

日本の消費者
狂牛病や無薬飼育チキンのどは消費者には見分けようがありませんが、
和牛や黒豚なら解体前の姿を見れるようにすれば偽物を売るのが困難になりますね。
せめて肉の横にその頭部を置くとか(実際そうやってる国は多いんですよね)。
自分の目で確かめるより他人の評価をあてにする。
これは昔からの日本文化でしょう。


わんたんめん 投稿者:ぴろらー  投稿日:03月07日(木)09時08分08秒

荒川さま
>アメリカ合州国の獨一處は、入手可能な麺で再現しようとしたと認め北部式としましょう。
 その後、獨一處に行って雲呑麺を食べてきました。予想通り、醤油系のスープ麺には黄色い麺を使っていました。すべての麺メニューを食したわけではありませんが、料理によって麺を使い分けているのは間違いありません。荒川さんの判断通り、北部式とするのが適切かと思います。
 アメリカでは、日本みたいに「中華麺=黄色」という変な先入観はないでしょうから、入手できる範囲でよりオリジナルに近い麺を使うのでしょう。

どうやら私が北京で行った炸醤面の餐館は、店構えと説明内容からしてここに記載されている店のようです。写真のように入れる野菜なんかも、日本で食べるのとはちと違います。
http://isweb35.infoseek.co.jp/travel/mchoco/shenghuo/beijingzhishi0.html

北舘製麺
ホームページを見ました。とても好印象な会社ですね。BBSなどでは消費者の質問にしっかりと答えているし。日本の大手食品メーカーの荒廃ぶりや狂牛病の農水省の対応を見るにつけ、この国の食文化はどうなってしまうんだろうって思っていました。しかし、こういう真摯な態度の食品メーカーの存在を知り、まだまだ諦めてはいけないなどと、感じた次第です。
 るりりさま、情報ありがとうございました。


リンク 投稿者:ジミー荒川  投稿日:03月07日(木)08時05分51秒

翁に作ってもらった中文紹介文、下記にあります。
http://www.hamakko.or.jp/~geminizz/GBIntroduction.htm
http://www.hamakko.or.jp/~geminizz/Big5Introduction.htm
これを見てくれた人が、掲示板に情報を寄せてくれるのを期待しましょう。

炸醤麺少女 
炸醤麺を食べてる絵がどっかにないでしょうか?

北舘製麺
カップ冷麺。どのような麺なんでしょうか?
わたしには想像できません。報告待ってますよ。

そういえば、龍さんから紹介していただいた「出前一丁炸醤拌拌面」も日本で入手できない
かな?

http://www.263.net/ad/nissin/ufo.htm


カップの! 投稿者:るりり  投稿日:03月07日(木)05時14分49秒

早朝のニュース番組で、「カップの盛岡冷麺とじゃじゃ麺が爆発的に売れている」
というのを見ました。
安代町の「北舘製麺」が製造、県内のスーパー、コンビニ、お土産コーナーで
売られているようです。
全国販売を検討中とのこと。
再来週花巻に行く予定ですので、もし見かけたら購入、検証したいと思っています。
ちなみに「北舘製麺」のHPにまだ商品情報は出ていませんでしたが、
掲示板では既に好評でした。

翁さん
そうなんです。まだでした。炸醤麺も水餃子も
この掲示板の誰よりも食べていないと思います。(苦笑)


再度訂正 投稿者:  投稿日:03月07日(木)00時28分27秒

お恥ずかしい(とほほ)。↓です。すんません。

http://www.lieren.com/week/3/shiye/zhajiang/zjm2.htm


リンクの訂正 投稿者:  投稿日:03月07日(木)00時26分55秒

のサイト


炸醤麺少女ほか 投稿者:  投稿日:03月07日(木)00時25分36秒

Googleで発見されたというのサイト、写真だけでも楽しめますね。本場の炸醤麺のシンプルな美しさが伝わります。

それから炸醤麺少女ですが、やっぱりぶっつきあたりましたか。Yahoo!中国語版で「炸醤麺」と入れると最初に出てくるのが、これです(「炸醤麺小倆口」とか「Pucca」とも書いてあります)。

韓国生まれのキャラクターで中国料理店の娘で炸醤麺が大好き、という設定になっており、そのボーイフレンドは(少なくとも台湾での解説では)忍者の末裔だとか。写真はこちらにありました。

るりり様
 黒い韓国式はまだ召し上がっていませんでしたっけ? あれはあれで癖になりそうです。実は昨日(3時間ほど前)、赤坂で飲み会があったのですが、帰りにラーメン一杯のノリで韓国式を食べてしまいました。今日は遅くなったのでまた報告します。


甜麺醤  投稿者:ジミー荒川  投稿日:03月07日(木)00時09分08秒

考えてみれば、醤油も日本酒も本来の造り方とは違っていても醤油は醤油、日本酒は日本酒ですね。
甜麺醤を作ろうとして出来たものは甜麺醤ですね。

炸醤麺の分類もこの考えで行きましょう。
企業秘密の壁は、客よりも同業者へのほうが厚いはずです。
人気店の食い物の作り方や調味料は、出来あがったものを見たり食べたりして想像
するしかなかったと思います。
中国北部式を作ろうとして出来たものは、みな中国北部式で良いでしょう。
しかーし、白い麺が簡単に入手できる日本において中華麺を選択した場合は、北部式を作る
意図が無いものとみなし日式とします。アメリカ合州国の獨一處は、入手可能な麺で再現しようとしたと
認め北部式としましょう。

中華麺
ラーメン用に作られた麺と定義しておきます。
その店にラーメンがあり、それと麺を共用していたら中華麺と言えそうです。
山賊と馬賊は、拉麺を無理してラーメンに流用しているのだと考えられます。
そう考えると、「チャイハネイースト」は中華麺じゃなかったかもしれません。
でももう食べられないから謎にしておきましょう。


苦み 投稿者:るりり  投稿日:03月06日(水)22時33分09秒

>ほうれんそうのお浸しのような苦み
茹でた後、よく水にさらさないで食べた時に感じる苦みというか
渋みですよね。あれはアク?
そういう苦みを感じる炸醤麺は経験していませんでした。

>企業秘密の壁
う〜ん・・・こればっかりは乗り越えることは無理でしょうね・・・。
しつこく通い詰め、自分の目と舌で解明するしかない。


炸醤の正体 投稿者:ジミー荒川    投稿日:03月06日(水)18時01分22秒

やはり食べ物を語るには、色や形だけでなく
味のことは避けては通れませんね(自分で振っておきながら・・)。
でも慎重にいきましょう。
「苦み」は山東・韓国式と思われる店でだけ感じるんです。
ほうれんそうのお浸しのような苦みです。
おそらく野菜から出てると思うんですが。

店に聞いて快く教えてくれると良いのですが、
いわゆる企業秘密の壁にぶつかるかもしれません。
「ラグメン」の店ではこの為に撮影できませんでした・・・・・


よし! 投稿者:るりり  投稿日:03月06日(水)17時46分18秒

むさむささん
サービス券情報ありがとうございます!
基本的に“くばりもの”は避ける方なので、
慎重かつ確実にゲットしたいと思います。

中文版紹介文
素晴らしい! 現地の確かな情報が得られることを期待しています。

黒い炸醤の「苦み」
仙台の「び〜わん」で食べた時、苦みというか香ばしさを感じました。
私はこれを「すり黒胡麻」と判断したのですが、(とても似ていたので)
みなさんの書き込みを読んで、不安になってきました。
お店の人にきちんと訊ねてみれば良かったのですが・・・


炸醤麺少女 投稿者:ジミー荒川  投稿日:03月06日(水)12時11分06秒

翁さん
安心しました。日本にいる中国人に日本語で書いてくれってことなのですね。
今あるページとの効果的なリンク方法を考えてみます。

下記炸醤麺少女って何なんでしょう?

http://arieskwok.heha.net/


中文介紹 投稿者:  投稿日:03月06日(水)08時01分38秒

中文版紹介文の件、順序が後先になってしまいましたが、次のような内容です。
よろしいしかったでしょうか?
(業務連絡:Big5バージョンで麺の字ミスってしまいましたが、現在修正中)


(このサイトの紹介)
皆さん、こんにちは。私は荒川と申します。炸醤麺ファンの日本人です。私は中国北方料理に愛情を持っていますが、その中でも炸醤麺が大好きです。

日本の「中華料理屋」にもジャージャー麺がありますが、ほとんどは北方式料理法・麺ではありません。ただ黄色い麺(別名日式ラーメン)があるだけです。私はこの「炸醤麺と水餃子情報」サイトを作りましたが、その目的は日本における北方料理の普及と日本人の理解促進、そして炸醤麺ファンが集う場所を提供することにあります。

日本に来てらっしゃる(華人の)皆さん、東京、神奈川、千葉あたりで北京料理等々の食堂を、そしてほんものの北方式炸醤麺を出すところをご存じ有りませんか?

皆さん、掲示板に来て、日本語で情報を書き込んでください。

皆さんのサポートに感謝します。

主催者荒川より(敬具)


中文 投稿者:ジミー荒川  投稿日:03月06日(水)00時55分20秒

翁さんから送っていただいた中文版の炸醤麺と水餃子紹介文、近日公開いたします。

ところで、そこに出てきた炸醤麺の中国で使われてる漢字のユニコードは、
炸酱面
炸醬麵
らしいので、これをキーワードにして
http://www.google.com/
で検索するともう大変。たとえばこんなの。
http://www.lieren.com/week/3/shiye/zhajiang/zjm2.htm
http://www.geocities.com/elittlething/menu3.htm

英語ではZhajiang Noodles と書くらしい。
これで検索しても大量のページが引っかかります。
読めると良いのですが。


苦み&甜麺醤 投稿者:  投稿日:03月05日(火)22時36分43秒

韓国式、山東式(仮称)の黒い炸醤の「苦み」、私自身はあまり気づきませんでしたが、たぶん玉葱を良く炒めているからではないでしょうか?

楊のママによると、北方風味の甜麺醤は上野に行くと売っているそうです。十条〜新大久保〜新宿あたりは南方の味のものが多いとのことです。


山賊の炸醤 投稿者:むさむさ  投稿日:03月05日(火)18時05分04秒

>山東省・韓国式に共通している味
店内にハングル文字のメニューもあったし、並びに韓国料理
の店もあるし、その系統の味なのですね。
あの苦味は具材をこげるくらい炒めてるのだろうと私も感じました。
個人的には苦味よりは唐辛子で甘辛にする方が美味しいかと
思うんですが、なぜ苦味なんでしょうね?

>ペリメーニ
ロシア語会話で紹介されてた内容だと
・シベリアの少数民族の言葉で「耳」という意味
・中身は肉とタマネギ・にんにく程度で野菜はあまり使わない
・バター、サワークリーム、酢なんかにつけて食べる
とかで、“水”として紹介してました。
コンソメスープとかの“湯”も美味しいですね。

>るりさん
平日の夜だと、ビルの入り口で“ワンドリンクサービス券”を配って
たりするので、よけずにゲットしましょう(笑)


甜麺醤 投稿者:ジミー荒川  投稿日:03月05日(火)12時23分10秒

そういえば翁さんのレポートに、
>ちなみに楊の近所には中国食材店もありましたが、そこのは台湾など南方の食材で、甜麺醤も楊
>(北方)のものとは異なるとのこと。
とありましたね。検索してみました。

農林水産消費技術センター「中華調味料の商品知識」
http://www.cfqlcs.go.jp/technical_information/products_knowledge/st56.htm
北京風甜麺醤
http://www.lion.co.jp/lkk/004.htm
柱候醤を使った甜麺醤の作り方
http://www.ytv.co.jp/dotti99/dotti63.htm
八丁味噌を使った甜麺醤の作り方
http://www.ohtaya.com/t000/t007.htm

本来は「小麦粉を発酵させた味噌状の調味料」でも、日本では(中国でもか?)味噌ベース
混合調味料ということなのでしょうか?


うまそう! 投稿者:るりり  投稿日:03月05日(火)03時13分01秒

ゴルゴンゾーラの水餃子
ソースにつける。面白い! 食べてみたいなぁ。
今度渋谷に行ったら、餃子屋台で食事しよう。


楊、とろみありました! 投稿者:  投稿日:03月05日(火)01時38分16秒

昨日(月)、池袋方面に用があったのでついでに十条・楊に寄ってきました。とろみはありました。そしてそのとろみは甜麺醤に由来すると。「甜麺醤の麺は小麦のことでしょ。それでとろみがつくの」とのことでした。片栗粉ではないそうです。楊のママから親切に教えていただきました。以上、急ぎご報告でした。

http://www.hamakko.or.jp/~geminizz/tokyo.htm#OUYANG


追加 投稿者:ジミー荒川  投稿日:03月05日(火)00時02分47秒

http://homepage1.nifty.com/odamonta/udon/method2.htm
http://homepage1.nifty.com/odamonta/tyuuka/gyouza.htm
上を読むと、水餃子と白い麺を茹でるには中華麺とは別の鍋が必要だということもわかります。
とすると、これも日本で水餃子より焼き餃子が広まった理由の一つに挙げても良いかもしれませんね。


ペリメーニ 投稿者:ジミー荒川  投稿日:03月04日(月)23時44分04秒

渋谷ロゴスキー
私は横浜駅ジョイナス地下にある店で食べましたが、その時は中国との関係
についてあまり深く考えてみませんでした。つながりはあるのだろうけど、
きっと昔の話だろうと。
しかし、満州生まれの豊田穣氏「世界を食べ歩く」によれば、
「店主の長屋さんは、元陸軍中佐で、満州駐屯が長く、奥さんの美代さんは、
ロシア料理にくわしかった」
のだそうで、
「(ロゴスキーのというわけではなく)ピリメニは、早くいえば、シベリアふう水餃子で
ある。日本の中華料理屋で出るギョーザの半分位のものを、トリガラでだしをとった
ブイヨンスープに入れて出すのである。非常に東洋的な小麦粉料理である」
と書いています。
さらに「ペリメニ」で検索すると下に驚きの画像が。
http://www.wakhok.ac.jp/~furusima/pd/peridia.html
どうやら「湯」でなく「水」をつけダレで食べる場合もあるようです。

中華麺
唐突に定義したのは中華麺ではない黄色い麺とは何かをはっきりさせようと
思ったからなのですが、下記にある、
http://homepage1.nifty.com/odamonta/index.htm
手打ちらーめん作りの材料
http://homepage1.nifty.com/odamonta/tyuuka/material.htm
を見ると、茹であがった麺を見て見分けるのは難しそうな気もしてきました。

むさむささん、炸醤麺は召し上がりましたか?
「翠林」とは炸醤も違いますよね。山東省・韓国式に共通している味なのですが、
なんか苦味がありませんでしたか?味噌のこげたような味ではなく、野菜から
出ている気がするのですが。なんでしょうね?


そういえば 投稿者:むさむさ  投稿日:03月04日(月)21時14分29秒

「山賊」も行ってきました。あそこは通る度に気になってたのですが
ショーケースに焼き餃子が出てるのでずっと敬遠しておりました。
「北京餃子館」も「翠林」もなくなっちゃったので、今後は行くかも。
も少し安いと良いのですが。
あそこのおっちゃんは釣り好きのようですね。私の釣り装備に反応
してました。
アニメ声の小姐がナイス感じ(笑)

麺の分類について、使用されている材料に目を向けると

◎中華メン
卵黄・塩・カンスイを使っている

◎微妙に黄色、かといって中華メンではない麺
カンスイもしくは天然ソーダ(『減』のさんずいが石・“jian3”)
を使っている(?)

◎白い麺
小麦粉と水のみ

といった感じではないでしょうか。
・卵が入っていると(スープの中で)のびにくい
・ソーダ類を入れると小麦自体に黄色っぽい色がでて
 生地が伸ばしやすくなる
という特徴が出るみたいです。


「餃子屋台」その2 投稿者:むさむさ  投稿日:03月04日(月)18時59分56秒

渋谷の餃子屋台へ行ってきました。

・ゴルゴンゾーラの水餃子
中にチーズ使ってるのかと思ってましたが、実際はパスタで使われる
ゴルゴンゾーラソースに水餃子を浸した“ゴルゴンゾーラの湯餃”、
もしくは“水餃 サルサゴルゴンゾーラ”(笑)といった感じ。
生クリームとこの手のチーズ買ってくればすぐ作れそうです。
パスタに使うソースは一通り試したくなりました(笑)

・ぴりからねぎのゆで餃子
ふつーの水餃子

・モンゴル餃子
蒸餃かと思って頼んだら、羊肉の焼き餃子でした。

他にも焼き餃子は数種類。
“ゴルゴン餃”(笑)は結構いけるので、チーズ嫌いでない水餃子マニア
なら、渋谷へ行った際は一度食べてみてよいかも。
渋谷ロゴスキーのペリメーニも食べれば水餃子世界が広がりますね。


麺と炸醤 投稿者:ジミー荒川  投稿日:03月03日(日)23時41分15秒

パソコンの前では情報収集休止中でしたが、
朝晩の通勤電車では古本屋で見つけた本から何か面白い話が
ないかと探していました。

「アグネスの中国家庭料理」
「まず北と南に大きく分かれていて、北のめんは、火に通していないと
いう意味で、「生麺」といいます。一般に色が白くて、太さは細いものから、
日本のうどんみたいに太いものまでさまざまです。
南のめんは黄色くて固いのです。乾かしたり、油で揚げたりするので「熱麺」
と呼ばれています。太さはやはりさまざまで、日本のきしめんに似たものも
あります」

邱永漢「食は広州に在り」
「福建人は一般に打ちたての生麺を好み、そのほかエームン米粉といって
米の粉で作った麺を使うが、広東人の場合はほとんどが干麺であり、料理
するとき、もう一度水で戻すようにしている」

私が、広東省の香港人向けの店で食べた炸醤麺はきっとこのような麺を使った
のでしょう。

中国緑茶
最近テレビCMで良く目にします。
日本の茶は、言うまでもなく抹茶も含めて中国から来たもの。
でもいつしか中国では烏龍茶しか飲んでいないと誤解していました。
もし烏龍茶が定着するより前に、中国の緑茶を売ろうとしたらどうなったか?
よく親しんでいる物と似かよったものは、それ故に微妙な違いが気になる
ものです。戦略としては先に烏龍茶を出したのは成功でしたね。

金春店
スープスパゲティーのように麺に染み込まず上に載っているわけですから、
粘性はあったようです。片栗粉でとろみをつけたかといえば、そうでは無い
かもしれません。荒川家・龍系列のような味噌の味をあまり感じないのです。

また、どちらも中国人が作っていて同じような炸醤なのにもかかわらず
楊と金春店を分けた理由ですが、それは麺の違いです。それも動機を
重視しました。地元で使っていた麺に近いものを探して結果的に
日本製のきしめんの乾麺を選んだ楊は中国北部式、日本では中華料理には
中華麺を使うのだという常識に負けた金春店は涙を呑んで日式としました。

ところで、中華麺の定義ですが、私は「カンスイを含む、黄い切麺の生麺」
ではないかと思います。日本で手打ちラーメンというのには拉麺と切麺の
2種類あるようですが、ラーメン愛好家の評判がよろしくない拉麺は例外
ということで。


蒲田・金春店 投稿者:  投稿日:03月03日(日)22時04分48秒

炸醤
>「これは大連とおなじです」
なるほど。で、荒川家≒盛岡・白龍≒吉祥寺・龍の生っぽいパターンとは異なると言うことですね? とろみは日本での一般的なジャージャー麺同様やはり片栗粉でしょうか?

>「楊」同様
記憶が定かじゃないんですが、楊のもとろみがありましたっけ? 


geminizz@hamakko.or.jp

荒川文治(あらかわ ふみはる)
神奈川県横浜市

炸醤麺と水餃子情報のトップページへ


inserted by FC2 system