炸醤麺と水餃子掲示板〜2002年12月1日


引き揚げ者の料理 投稿者:ジミー荒川  投稿日:12月 1日(日)11時13分33秒

焼き餃子が広まった理由として「屋台では焼きのようが簡単だった」という説
もあるようです。

で、私ですが、私は「焼き」の理由を、当時の満州日本人社会では焼き餃子が
一般的だったからなのでは、と想像しています。だって戦後日本各地にあった
であろう満州からの引揚者の店が、はじめは水餃子だけを売っていながら、
どんな訳があるにせよ、ほとんどの店で焼きのほうをメインにして
しまったというのは解せませんよね(例外は盛岡・白龍。この店は当初焼き餃子の
屋台だったのに、現在は水餃子のみとのこと。北京帰りの客の影響か?)。

満州といえば以前にも書いた「渋谷ロゴスキー」ですが、1953年発行の
「味なもの」讀賣新聞社会部編(現代思潮社)にも同店が紹介されていたので
紹介します。
・渋谷駅の西ガード下をくぐると食店街というアーチの上がった横丁がある。
・その奥の左側にロシア料理ロゴスキーがある。
・主人は元陸軍主計中佐でハルビンに永くいた。
・彼はウオツカを給仕していて、奥さんが、シャシリック(羊の肉の串焼)
 を焼いたり、キャベツ、キウリの油酢を皿に盛ったり忙しい。
・近所で義弟がジンギスカン焼きの店を出している。
・特別な鍋で羊の肉を焼き薬味入りの醤油で食べる。
・ロシア料理やジンギスカン料理にはニンニクが付き物。

再び「世界を食べ歩く」豊田穣(ケイブンシャ文庫)から。
・1957年頃、渋谷駅西口の大和田胡同(中華料理店の多い通り)の近くにある
 ロシア料理ロゴスキーを見つけた。
・店長の長屋さんは、元陸軍中佐で、満洲駐屯が長く、奥さんの美代さんは、
 ロシア料理にくわしかった。

長屋さんは、おそらくご夫婦で満州に滞在していらしたのでしょうね。
実は(なんて既に何度も書いてるけど)、盛岡・白龍の高階さんも(軍の仕事を
していたそうですが)夫婦で満州にいたのです。一般兵士が中国で料理の作り方
まで覚えて帰って来るということは、殆ど無かったと思いますよ(私の父も、
会社員として北京に駐在している時は炸醤麺と水餃子を食べていたが、
応召して再び中国に渡ってからは食べる機会がなかった、と言っています)。

さて、がぜん気になるのは渋谷駅西口です。検索してみたらこんな文章がありました。
ほほづえ 戦後の渋谷 −その2−

きっと渋谷や盛岡以外にも全国各地にこんな場所があったはず。
そしてその中には、今でも炸醤麺が食べられている店がひっそりと残っているのでは
ないでしょうか?

「おいしんぼ 餃子対決編」
それらしき本をどっかの待合室でパラパラと読んだことがあります。原作者の
雁屋哲さんは1941年北京生まれだそうですが、あまり参考になることが書いて
いなかったような・・・

本屋で探してみます。渋谷にも行ってみようっと。


Yahoo!効果 投稿者:ジミー荒川  投稿日:12月 1日(日)09時21分33秒

では久しぶりにアクセス数を発表します。

02/11/03   81
02/11/04   91
02/11/05   85
02/11/06   88
02/11/07   99
02/11/08  310
02/11/09  3567
02/11/10  573
02/11/11  205
02/11/12  228
02/11/13  234
02/11/14  176
02/11/15  144
02/11/16  139
02/11/17  148
02/11/18  135
02/11/19  158
02/11/20  142
02/11/21  111
02/11/22   98
02/11/23   97
02/11/24   98
02/11/25  122
02/11/26  144
02/11/27  125
02/11/28  112
02/11/29   94
02/11/30  116

11月8日に中華料理カテゴリーに掲載され、9日には「今日のオススメ」コーナーに
で紹介されました。リピーターは少ないようです・・・・


南方系で思い出しました 投稿者:  投稿日:12月 1日(日)01時58分29秒

前にも書いたかも知れませんが、温州出身の方々によれば煎餃はよく食べれているそうです。そんなわけで私は日本の焼き餃子のルーツの一つは、上海・浙江・江蘇(准楊)あたりではないか、と仮説的に考えています。あと焼餃子普及において、陳建民の役割はあったのか、その場合、それは四川省でポピュラーだったからなのか、にも関心があります。


焼き 投稿者:ぴろ中村  投稿日:12月 1日(日)01時43分33秒

アメリカで意外と焼き餃子を目にします。
・大型の中国系スーパーで見かけた試食コーナーで売っている餃子はすべて焼き餃子でした。
・ビュッフェタイプの中華系レストランに置いてある餃子は焼き餃子です。
・ケンタッキーへいったときのパーティーには誰か(水餃子でなく)焼き餃子を持ってきていました。そのパーティーの参加者は南方系の人が多かった。

こういうのを見て、意外と焼き餃子が定着し、しかも中国人がそういうのを当たり前に食べたり買ったりしているのを見てびっくりしました。こちらに来ている中国人はある程度金がある人ですから、そういう人の嗜好というのは中国にいる人とはまたちょっと違うものなのでしょうかね。脂は贅沢品だから水餃子、だとすると脂が当たり前のように手に入れば、水餃子から焼き餃子にシフトしていくのは一般的な現象なのだろうか???まあ、ここアメリカではアメリカ人自体の味の好みもありますから。

 そういえば、アメリカの焼き餃子は皮が厚くて、皮に油ばかり吸ってしまって美味しくありません。水餃子をそのまま焼いただけって感じです。やっぱり焼き餃子は日本のが美味しいです。先日お話しした「桂香」の老板、水餃子の皮は焼き餃子には使わないとのこと。水餃子の厚い皮だと、日本の焼き餃子特有のパリパリ感が出ないので、市販のものを使っているといっていました。


祝5万ヒット 投稿者:  投稿日:12月 1日(日)01時16分52秒

4万ヒットからはどの位かかりましたか? やはり3万→4万に比べてYahoo!効果でだいぶ短縮されたのでしょうか?

すいとん、確かに。

fubuguiziさん
>東北地方って乾燥してるから他地方より油多いんですよねえ
なるほど。味も濃いですよね。ところで水餃子のタレにはニンニクのみじん切りが入っていましたか? それで(自作自演的に)思い出しましたが、「日本のギョーザにはニンニク入ってる、中国北方の餃子にはニンニク入っていない」、っていうのもどのような力学が働いた結果なのでしょうかねぇ。


具体的な本というのにははばかられるが 投稿者:Jubei  投稿日:11月30日(土)18時35分51秒

最近コンビニとかで売っている安っぽい(というか実際安い)作りのコミックで,「おいしんぼ 餃子対決編」とかいうのに,焼き餃子のルーツも書いていたような気がします。
あのマンガの信憑性はよく分かりませんが,参考までに。


加油! 投稿者:  投稿日:11月30日(土)01時15分10秒

>やはり具体的な本というのは皆さん知らないのですねえ
そうなんです。具体的に、というか、実証的な本というのは、少なくとも私は見たことがないんです。俗説をそのまま書いている本は多いんですが。「中国は水餃子だ」的に断言している本は要注意です(「東北は水餃子だ」ならけっこうですが)。

ですからfubuguiziさんが実証的におやりになれば、それは極めて大きな意義を持つ、と思います。

fubuguiziさんの学科・専攻が分からないので、あくまで例として申し上げますが、中国大陸に駐屯した旧軍人(77歳以上でしょうねぇ)の「餃子体験」を聞き書きしてみるというのはどうでしょうか。いつ、どこで餃子と出会ったか、それは「水」「煎」「蒸」のいずれだったか、そしてそれを何と発音していたか等々。駐屯地や階級によっても餃子体験には違いがあるかも知れません。

餃子が出てきたかは記憶にありませんが、中国大陸での兵隊の生活を淡々と描いた「将軍と参謀と兵」はイメージをつかむのによいですよ。

http://www.jbook.co.jp/product.asp?PRODUCT=1507102


出し尽くしましょう焼きの訳 投稿者:ジミー荒川  投稿日:11月30日(土)01時01分18秒

fubuguiziさん
色々な説を見聞きしましたが、そういう説もあるのですか。
しかし、卒論に書く前に戦中戦後の日本の食料事情について
少し調べてみたほうが良いかもしれません。なんせ食料難時代の
代表的な料理が、アン抜きの餃子のような「すいとん」なんですから
(すいとんと餃子の関係についてはこちら。書籍では
『華国風味』青木正児(岩波文庫)がお勧めです)。

「中国の餃子が水餃子なのは油が高価説」は、私も聞いた時は信じられ
ませんでしたが、なんかの本で、配給制の頃の中国で、久しぶりに配給
された大切な油を、料理に使わずに舐めたという話を読んだり、
『中国社会と大衆生活』藤井彰治(教育社'79年)で、その頃の都市住民の
毎月一人あたりの植物性食油の配給量が、わずかに200グラムだった、
というのを知ると、彼女の話もまんざらでもないと思ったりします。

その他、日本で焼き餃子が広まった理由として言われているのは、
「ご飯のおかずに合うから」「酒のつまみに合うから」「日本人は
ディープフライフレーバーが好きだから」というのがありますね。

>すごい名古屋の八丁味噌に似てるんです
そうそう、似てますよね。わが家の炸醤麺は、カクキューの八丁味噌で
作っていました。

麺はどうでした?


ふんふん 投稿者:fubuguizi  投稿日:11月29日(金)21時09分18秒

やはり具体的な本というのは皆さん知らないのですねえ。
うんむずいなあ。しゃーないか。

翁さん
大体の概略はまあ戦争時代に日本兵が餃子を持ち帰ってきて、でも
日本は原料も乏しいし時代的にも貧しいから餃子の皮はめいっぱい薄くして
肉ものをつめてお腹をもたせるように油で焼いたって話です。
でも他にもなんかあればって思って、最終的にはその結論をいいますが、
餃子と言う言葉は山東省から生まれただとか、他にもルーツみたいなのも
探りたいのです。何かありますかねえ?

ジミーさん
餃子は油でかあ、とうもろこしを原料とした油をやたら使ってましたけど、
あと疑問に思ったのは中華料理って油使うものがほとんどだし、
特に東北地方って乾燥してるから他地方より油多いんですよねえ。
お皿に2センチぐらいは浮いてますもんねえ。餃子用の油とかあるのかなあ?
長春で炸醤麺は食べましたよ!
ってか他のとこよりも断然長春よりもおいしいです。
日本人で私やたら炸醤麺好きだったんです。
すごい名古屋の八丁味噌に似てるんです。
私って名古屋人なんだなあって思いました、あんまり意識してなかったんですがね。
だからもしかしたら白味噌が好きな人は東北の炸醤麺すきじゃないかもしれないです。
長春の(ってかそこでしか知らないってぐらい、まあ基本は同じです)は麺に
きゅうりの千切りにひき肉交じりの赤味噌がど〜ん!っとのってて
大碗で3元小碗で2元とかです。そこそこのレストランにいけば1元ずつ高いかも。

まだまだみなさんの意見おまちしております。よろしくお願いします。


焼き餃子 投稿者:ジミー荒川  投稿日:11月29日(金)01時15分55秒

ぴろさん
「桂香」ですね。私はアットホームな雰囲気(そういう店はやっぱり女性がいる)
が好きなんです。
アメリカの手打ち炸醤面、ネット界初公開か!?

naoさん
寒い中おつかれさまです。
近くに雪景色を見ながら入れる温泉でもあれば良いんですけどね。
1月から煙台となると、あちらで春節を迎えられるわけですね。
naoさんならではの体当たりレポート期待しています(実は私もその頃、東莞
出張の予定あり)。

fubuguizi さん、いらっしゃい。
なぜ日本は焼き餃子なのか?
私も知りたい。巷間色々な説が囁かれていますが、東莞で、fubuguiziさんの
いらした吉林省出身の小姐に、「餃子は茹でることも焼くこともありますが、
油が高価なのでいつも茹でて食べています」という話を聞いたこともあります。
ところで、長春で炸醤麺は食べられませんでしたか?

翁さん
ご紹介のスマートウーマン 
第15回 食在北京〜炸醤麺(ザージャンミェン)

北京、盛岡、韓国の炸醤麺について正しく書かれています。嬉しいですね。


六ヶ所村 投稿者:  投稿日:11月29日(金)00時44分28秒

Naoさん、スーパーまで10キロとはご苦労様です。ホタテがうまいとか、ウニが安いとか、何か良いこともありそうですが…(考え方甘過ぎ? そんな余裕無し?)。

ぴろさん、拉麺の写真等拝見。このたびは炸醤麺発見おめでとうございます。 シェフの出身地はどこでしょうか? また教えて下さいね。

るりりさん、(突然ながら)この間朝日新聞か何かで滝沢村は日本一でかい、でも勤めや買い物はみな盛岡(カワトクか?)に行ってしまうので商店街がない、というような記事をみましたよ。

http://www.j-act.com/beijing/tokusyu/b_groumet.htm


fubuguiziさん 投稿者:  投稿日:11月29日(金)00時04分13秒

はじめまして。翁といいます。

卒論のテーマが「なぜ日本は焼き餃子なのか?」ですか。すばらしい! しかも東北に留学されていたとは。

>概略はだいたい知っているのですが
とのことですが、このあたり少し具体的に書いて頂けると、こちらも勉強になりますし、もしかしたらお役に立てる情報とかアイデアが思い浮かぶかも知れません。


またまた、55日かも 投稿者:nao  投稿日:11月28日(木)21時16分30秒

おひさしぶりです。
いまだに六ヶ所村で仕事中。
2交替勤務の仕事。 わたしは交代無し。 今日もまだ仕事。
回りに何も無い所で、休日も1日だけで22日間になります。
昼は、インスタントの"じゃじゃ麺"(10キロ程度はなれたスーパーに売っています。)194円。
そろそろ終りと思ったら、2期・3期・4期の工事の話。 ひょっとすると正月も消えてしまうかも。
来年1月は多分煙台行きのはず。
当分、皆さんの掲示を楽しませていただきます。
では、また。


はじめまして 投稿者:fubuguizi  投稿日:11月27日(水)21時28分38秒

はじめまして。突然こちらにおじゃましました。
えっと私は名古屋に住んでるもので、今現在大学4年で卒論をやってみようとしてる子です。
私は去年1年間長春(満州国)に留学しておりました。
東北地方は餃子が有名で私自身も水餃子がとっても好きです。日本で食べるより断然おいしい!!留学してる間になんでこっちはこんなに餃子が有名なんだろう、なんで日本と違うんだろう、と疑問をもったわけです。
そして卒論を書かなきゃいけない今日この頃、私のテーマは「なぜ日本は焼き餃子なのか?」というテーマをもとに卒論を書きたいと思います。その際には餃子のルーツを探る(餃子と言う言葉についても)ということで餃子についての本を何か知っていれば教えて欲しいのです。中国餃子と日本の餃子の比較みたいなのもしたく、概略はだいたい知っているのですが論文にできるような本ないですかねえ、おすすめがあったらぜひ教えてもらいたいです。
みなさんよろしくお願いします。


またアメリカです 投稿者:ぴろ中村  投稿日:11月27日(水)12時36分55秒

アメリカに戻ってきました。今日の晩ご飯を食べにいったら、手打ちの面を出す中華料理店だったのです。なんと炸醤面もあるんです。要取材。


スマートウーマン 投稿者:  投稿日:11月26日(火)23時34分33秒

みなさん、ごぶさたしております。仕事が煮詰まっていて書き込み不能でした。
GiGiさん、モーマンタイとはドウチェです。
下記見ることができない場合
http://smartwoman.nikkei.co.jp/interface/LectureTop.cfm?sw_CategoryNo=3&sw_AssortNo=10981
下記からレクチュア→中国を楽しむ〜北京編というのを探して下さい。

http://smartwoman.nikkei.co.jp/index.cfm


ありました 投稿者:ぴろ中村  投稿日:11月25日(月)18時38分10秒

実家の近くのラーメン屋が美味しかったです。和風ラーメン。最近は脂のたくさん入った妙に凝ったラーメンが多くて、あれはあれでいいのですが、たまに日本に帰ってきて食べたいラーメンではないのです。自分は東京育ちなので、やっぱり鶏ガラもしくはかつおダシ系の東京ラーメンが少なくなってきているので、寂しいです。

あとは地元で美味しい水餃子を食べました。数年前から「中国東北家庭料理・桂香」と看板が出ているので、気になっていました。水餃子の皮は手作りで、韮を中心とした餡。スープがたっぷり入っています。焼き餃子は市販の皮を使っていました。こっちの餡は肉が主体。ただ何分、地元の人たち相手の店なので、残念ながら看板通りのメニューはあまりなかったのですが、老板はいい人で腕も立ちそうだったので、何度か通えばおいしい北方菜を作ってくれるかもしれません。老板はハルピン出身だと言っていました。娘さんがお手伝いしていて、なかなかかわいかったです。
 まあ千葉なので、みなさんの行動範囲からはかなり離れているとは思いますが、まずはご報告まで。
http://www.etown-okubo.net/shops/85.htm


白麺と白飯 投稿者:ジミー荒川  投稿日:11月25日(月)02時13分06秒

ぴろさん、美味しいラーメンは食べられましたか?

ラーメンといえば、餃子、麺、ご飯は皆主食だから中国人は一緒には食べない、とよく聞きますが、
十条・楊では、炸醤麺とご飯を一緒に食べるのも良い、と言われたことがあります。
私(日本人ですが)も子供の頃は、水餃子をおかずにしてご飯を食べていましたし・・・

主食といえば、22日の朝日新聞で、阮蔚さんという人がこんなことを書いていました。
「80年代からの食料増産で中国人の主食はトウモロコシや雑穀からコメや小麦粉へ変わった
(白色革命)が、その後も主食の約2割は雑穀が占めている」

白色革命。良い言葉ですね。


翁さんへ 投稿者:GiGi  投稿日:11月23日(土)13時13分07秒

>GiGiさん、いやー申し訳ない、と私が謝ることじゃないかもしれませんが、北方菜は現地人がそのまま作ると日本人にとってはしょっぱい場合が多いですね。そのあたりが日本で今イチな原因かも知れません。

いえいえ、私が食べたわけではないので、モーマンタイです!!
味が濃いのは我慢できますが、しょっぱいのは食べられないですよね。
なんか、お客サンは麺と白飯を一緒に注文してた、というようなことを言っていましたが。


日本にいます 投稿者:ぴろ中村  投稿日:11月23日(土)10時25分31秒

今、日本にいます。アメリカの滞在資格変更のための3日間だけの帰国です。
 炸醤面はワシントンでも食べられることがわかったし、3ヶ月後には完全帰国なので、今回は日本の炸醤面はお預け。日本でしか食べられないものを食べます。もう、美味しい寿司は食べてきました。あとは一年ぶりの日本のラーメン、楽しみだなぁ。


ありがとうございます 投稿者:ぴろ中村  投稿日:11月21日(木)13時32分54秒

ジミーさん
掲載ありがとうございます。
メニューが読めない、ホント困るのでしょうね。アメリカはアルファベットは読めるけど、メニューがとても見にくいです。字ばかりがずらーっと並んでいて、料理名の下にはさらに小さな字でそれぞれの料理の具材や調理法が説明してあります。でも、そのほうが高級感があるのだとか・・・。その点、中華料理は漢字があって、英語を読むのが面倒だと自然にそちらに目がいきます。その点、日本のレストランは写真入りのメニューが多くて、親切だなと思います。
 が、それは文化の違いなんでしょう。アメリカのレストランにはチップの習慣があります。メニューがわからなければ、ウェイターまたはウェイトレスがお客さんが納得するまで説明してあげる、そのサービスに対して客は料理の値段とは別にチップを払います。彼らはお客さんによりよいサービスをすれば収入も上がるわけですから、多少メニューがいい加減でも、彼らがその分を補えばいいのでしょう。ところがマニュアル化された日本のレストランのウェイターまたはウェイトレスは基本的には注文を取ってサーブすればよいだけで、細かいメニューの内容まで知っていることはないでしょう。どれだけ一生懸命やっても収入は同じですからモチベーションも上がるわけもなく、そういうのを写真のメニューが補っているのかもしれません。さて、どちらがいいのでしょうかね。


ワシントンDC 投稿者:ジミー荒川  投稿日:11月21日(木)00時55分20秒

韓国でメニューが読めずに困った私でもアメリカでなら一人で注文できそうです。

さっきのNHK中国語会話は餃子特集?
餃子をたべるときはニンニクも。箸は縦に置く。餃子を正月に食べるのは北方人。
いつもためになります。


ぴろさん 投稿者:ジミー荒川  投稿日:11月20日(水)23時52分36秒

届いてますよ。これから発表いたします。
ワシントンでもひっぱっているんですね。


中国めん三昧 投稿者:  投稿日:11月20日(水)23時31分49秒

上海の情報?

http://www.shwalker.com/japanese/database/maga_200211/toku.htm


届きましたか? 投稿者:ぴろ中村  投稿日:11月20日(水)13時04分23秒

ジミーさん
写真届きましたか?フリーメールにたくさん添付したので、ちょっと心配です。


朝鮮族料理店 投稿者:  投稿日:11月19日(火)23時29分50秒

この間のアド街ック天国は新大久保。羊肉串「金達莱」を紹介していました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/bangumi/ad-matic/021116/30.htm#30

天地クラブ
http://www.tianchinet.com/
朝鮮族料理店の一覧あり。

以下は延辺館。ネット特典あるもよう。

http://www.yakinikutengoku.com/shinjyuku/yonbyongan/index.html


>予約がネック 投稿者:  投稿日:11月19日(火)22時22分06秒

ジミーさんなら18時予約20時実食でも(パーティーなどが入っていなければ)大丈夫な可能性あり。だめもとで電話してみたらどうでしょうか。

K.F.C.さん、ありがとうございます。やはり頂好なんですね。

下記のn-bca6.mpgは上海の手打ち麺。

http://www2.jyose.pref.okayama.jp/cec/webresipi/syo/syakai/sya6-3/c/idx0131105901.htm


感謝 投稿者:ジミー荒川  投稿日:11月19日(火)01時05分30秒

K・F・Cさん
ありがとうございます。これでレポートが書けます。
確かに皿は巨大でした。新宿飯店の2倍はありましたね。

北の食房胡同
予約がネックになってかなかなか行けないでいます。水餃子だけでも食べに行こうかな。

GiGiさん
お湯で茹でただけの水餃子も、東京ではなかなか見つかりませんでした。スープに入っていたりしてね。
えっ、吉野家の牛丼?うーん、これは母の作る牛丼よりうまいと思いました・・・


ゼンバン=チェンバン 投稿者:K・F・C  投稿日:11月18日(月)16時24分50秒

K・F・Cです。

ゼンバン=チェンバンでいいと思います。韓国語ではお盆のこと。巨大なお盆に大量の麺が入った料理をチェンバン○○と呼びます。僕自信はチェンバンチャジャンミョンを食べたことないのですが、2〜3人前くらいのみんなで食べるようなものではないかと想像しました。

そして店名のほうですが、

01:元祖ウォンチョンチンネンミョン
06:安山チュムルロッ
08:ティンホア
12:ティンホア(箸袋に書かれている文字は「高級衛生箸」)

01のウォンチョンはおそらく地名。チンネンミョンは葛粉を原料にした冷麺のことです。葛はもともとチッという発音ですが後ろのネンミョンと発音変化を起こし、チンネンミョンと読まれます。

06のチュムルロッとは牛肉料理の名前。もともとは揉み込むことを表す単語で、味付けした肉を手で揉んで柔らかくした肉を用いた焼肉を意味します。

12のティンハオなんですが「頂好」っていう中国語はありませんか?
このページの中華料理屋にはこの漢字があてられているようです。
http://www.yescall.com/dinghau/page01.html


六味斎 投稿者:  投稿日:11月17日(日)20時55分33秒

GiGiさん、いやー申し訳ない、と私が謝ることじゃないかもしれませんが、北方菜は現地人がそのまま作ると日本人にとってはしょっぱい場合が多いですね。そのあたりが日本で今イチな原因かも知れません。

>北京ダック
渋谷・北の食房胡同が新メニューを増強中です。
北京ダック好きなら香酥鴨子(ダックのサクサク揚げ)をおすすめします。
デザートでは金銀饅頭(揚げ饅頭の煉乳添え)などいかがでしょうか。
14時までに要予約の手打ち炸醤麺もお忘れ無く。
もちろん北京ダック(前日までに要予約)もあります。

>ゼンバンチャジャンミョン
ゼンバンがなぞですねぇ〜。下記の「チェンバン」のことでしょうかねぇ〜?

http://www.ps-w.com/koryo/koryo4.htm


北京ダックに似てますね 投稿者:GiGi  投稿日:11月17日(日)15時51分38秒

>大学入学で東京に出て来た頃、全然炸醤麺にお目にかかれなくて絶望していた私は、何かの
事情で、生まれて初めて北京ダックを食べる機会を得ました。その時私は、「これは炸醤麺じゃないか!」と思ってしまいました・・・

わかります〜!!そうですよね、味似てますよ。ただ、私は好きなものナンバー1が たぶん北京ダックなのですが、炸醤麺は数年前まで食べたことがありませんでした。
ジミーさん、大学に入る前から炸醤麺が好きだったなんて、すごいですね。
私は、大学入試で来た東京で、初めて吉野家の牛丼を食べ、そのときの印象が悪かったので
今でも牛丼は食べられません。

ところで、銀座アスターにある、小さなお椀に入ったジャージャー麺、これが予想外に(!)おいしいんです。

http://www.nona.dti.ne.jp/~tarakawa/


韓国のチャジョンミョン 投稿者:ジミー荒川  投稿日:11月17日(日)11時19分38秒

翁さん
そうそう、「ティンホア」って言っていました。意味は確定しないまま図鑑での店名は
カタカナにしておきます。しかし「ゼンバンチャジャンミョン」もそうですが、メニューに
漢字があれば、日本人にとっては便利ですよね(きっと中国人にとっても)。
インチョン空港内には中国語表示がたくさんあったので安心したのですが、安山市内ではほとんど
みかけません。行った先の会社の人たちからもらった名刺には漢字もあるのに、胸の名札は
ハングル表記のみです。

「ティンホア」の従業員は中国人で、経営者はたぶん韓国人だろうということです。
目の前に現れたチャジャンミョンは、隣のテーブルで子供達が食べているのとはかなり見栄えの
違うもの。ニンジン、タマネギのほかに、エビ、イカ、キノコが入っていました。
これは「三鮮」ですか?と聞いたところ、「材料は同じだが、作り方が違う。普通のチャジャンミョン
や三鮮チャジャンミョンは、作り置きしてあるソースを麺にかけるが、ゼンバンチャジャンミョンは
炒めたソースの中に麺を入れて絡めて仕上げる」のだそうです。
おそらく高級なチャジャンミョンなんでしょう。

毎日食事に連れて行ってもらった李さんに聞いた話は以下の通り。
・チャジョンミョンはもともと中国料理だが、中国にはない。
・チャジョンミョンは子供の食べ物だから辛くない。
・チャジョンミョンは昼に食べるものです。
・私の家では、いつも酢豚と一緒に出前で食べます。店にはめったに行きません。
・安山市には出前専門の中華料理店のほうが多いんです。

さて肝心の麺の色ですが・・・既にかき混ぜ済みだったため隣のテーブルで食べているのとのばして
いるのを遠くから見た限りでは、やや黄色みを帯びていました。歌舞伎町の韓国式中華の店
と同じような麺でが、太さがまばらで、太いところを食べると若干延吉屋の白い麺にも似ている
ような感じもしないでもありません。

カンスイが入っているのか、春醤とは何か、作っている人は山東から来たのか等々、全然突っ込んだ
話を聞くことは出来ませんでした・・・・・
次回訪韓の際には、もう少し準備をして行きたいと思います。

GiGiさん
大学入学で東京に出て来た頃、全然炸醤麺にお目にかかれなくて絶望していた私は、何かの
事情で、生まれて初めて北京ダックを食べる機会を得ました。その時私は、「これは炸醤麺じゃないか!」
と思ってしまいました・・・

紅虎系列? 投稿者:GiGi  投稿日:11月17日(日)03時10分36秒

翁さん、こんばんは!密かに、この掲示板とサイトに通ってきておりますよ!
そういえば、先日友人が西新橋の弁護士会館のあたりに行くというので、
六味斎を試してもらいました。
すると、昼間は炸醤麺がないと言われ、替わりに勧められた麺を頼んだところ、
めちゃめちゃしょっぱくて、完食できなかったと言ってました。
しかし、周囲の人々(全員中国の人)はモリモリ食べていたそうで、どうしたんでしょうかねー。

>胡同三辣居、実は入ったことはなかったんですが、不便な場所にあるなあと思っていました。でも今考えるとあのロケーションは六本木ヒルズが完成すると抜群ですよね。

そうなんですよね。私は向かいのフードマガジンに用があって行ったのですが、
外観からして、かなり惹きつけられるものがありました。
しかも北京ダックがあって、一人前1400円だったので、それだけ食べようかと悩みましたよ。
寂しい場所で、私しかお客はいませんでした。

ここは、名刺の地図を見ると、紅虎餃子房と関係がありそうだったのですが
「風に吹かれて」さんのサイトを見ると、たんたん麺も、基本は紅虎餃子房のもののようです。


お疲れ様でした! 投稿者:  投稿日:11月17日(日)01時48分45秒

ジミーさん、お帰りなさい。多忙の中、ほんばのチャジャンミョンを経験されるとは流石です。
写真11番の炸醤麺、ずいぶん具だくさんですね。イカとか海産物でしょうか。皿には「本土チャイナ」と書いてあるようですね。
それから写真の6番と12番の店名、「ティンホア」と書かれているようですねぇ。近い音で考えると「頂好」(ティンハオ)でしょうか。名刺にBetter Bestと書かれていることから想像すると。でも「ホア」は音的には「華」の可能性が強いですが…。それにしても中国料理店の名刺に漢字が併記されていないとは。この店は韓国人経営なのでしょうか?


ただいま 投稿者:ジミー荒川  投稿日:11月17日(日)01時25分30秒

帰国いたしました。電話代が心配で、帰国してからのちょっと遅い速報となりました。
韓国・安山速報は下記です。
http://farakawa.hp.infoseek.co.jp/ansan/ansan/index.htm

3つの冷麺と「ゼンバン炸醤麺」の画像です。コメントを書きたいのですが、何という店の
何という料理なのか分からない画像があります(ansan01.jpg とansan06.jpg
には何て書いているのでしょうか?ansan12.jpgの店名はニイハオという意味らしいんですが・・・ どなたか教えてくださいませんか)

GiGiさん
担担麺情報も大歓迎です。辛い麺も大好きなんです。
GiGiさんの掲示板(下記)に西安飯荘の面点師さんの情報が書かれてましたね。
http://www.nona.dti.ne.jp/~tarakawa/


担担麺! 投稿者:  投稿日:11月17日(日)00時09分25秒

おおっGiGiさん、好久不見了! ジミーオーナーも「担担麺図鑑」まで作ってしまったほどですから担々麺情報大歓迎だと思いますよ。

担担麺も、炸醤麺以上にバリエーション(日本流解釈を含めて)があるみたいですから、食べ歩いていくと止められなくなりそうですよね。

胡同三辣居、実は入ったことはなかったんですが、不便な場所にあるなあと思っていました。でも今考えるとあのロケーションは六本木ヒルズが完成すると抜群ですよね。そのうち寄ってみようと思います。

下記「風に吹かれて」さんの担々麺コーナー、「美味しん坊」担々麺の巻に対してやはり違和感を抱いたようです。

http://www.chinatealovers.com/j-941/gurumet/tantanmen.htm#RETURN


胡同三辣居 投稿者:GiGi  投稿日:11月16日(土)22時09分34秒

炸醤麺ではないので恐縮ですが、
今日、偶然発見して、六本木と麻布十番の間の「胡同三辣居」に行きました。
やはり、炸醤麺はメニューになかったのですが、「四川ごま辛味タンタン麺」880円というのがあったので、注文してみました。

これが、とっても不思議な味だったんです。
見た目は、胡麻のたっぷり入った濃厚なタンタン麺、という色で、大粒の胡椒と青葱がトッピングされています。
ひと口スープを飲むと、酸っぱい! しかし、さらに飲んでいくと酸っぱさは消え、
かといって辛くもない。辛いのが得意ではない私も、へっちゃらなのに、体はポカポカしてきます。
酸辣湯に胡麻を加えたのかと推理しましたが、お店の人に聞くと、黒胡椒、白胡椒、酢、ニンニクなどなど25種類のスパイスをミックスしているとのことでした。

http://www.nona.dti.ne.jp/~tarakawa/


Hanako 投稿者:  投稿日:11月15日(金)23時54分54秒

11月20日号は新宿特集。わが白い麺軍団からは「霞舫」本店と「中国遼菜府」新宿店が出走。

http://mag.hanako-net.com/topics/


なんといっても韓国は冷麺なんですね 投稿者:ジミー荒川  投稿日:11月15日(金)08時46分03秒

昨夜もカルビの店で、ビビン冷麺を食べました。
この店では、冷たいスープが付きました。
これは冷麺に入れて飲んでも良しということです。
牛肉のスープかもしれません。そのほか調味料と
して、液体状のわさび、透明な酢が出てきました。
さて韓国もあと一泊。炸醤麺は食べられるでしょうか?


盛岡発じゃじゃ麺 投稿者:nao  投稿日:11月14日(木)18時56分57秒

”盛岡発じゃじゃ麺”が近くのスーパーマーケットにあったので買ってしまいました。
きただて製のものでした。 六ヶ所村で売っていました。


青山1丁目・晋風楼 投稿者:  投稿日:11月13日(水)01時11分12秒

青山1丁目の山西料理店晋風楼に行ってきました(営業時間等はこちら)。写真は刀削麺を3つの味で同時に楽しめる「晋風麺」です。うち1つが炸醤麺になっています。


なおこちらで言及した自由が丘・晋風妹妹の前を10月初旬通りかかったのですが、閉店していましたのでご注意下さい。北方菜ファンとしては悲しい限りです。


韓国二人衆へ 投稿者:  投稿日:11月12日(火)08時55分07秒

K.F.C.さん
確認、無理しないで下さい(と言いつつ、山東省のどこ出身かが知りたいところですが…)。

ジミーさん
おお、ご無事で到着されましたか。冷麺コレクションが増えましたね。ビビン冷麺の「麺湯」は牛肉のスープではありませんでしたか。


漢字が恋しい 投稿者:ジミー荒川  投稿日:11月12日(火)00時15分42秒

今、韓国京畿道安山のホテルにいます。部屋にLANケーブルが出ているのに、使い方がわからず、
日本のプロバイダーに国際電話をかけて書き込んでおります。
予想はしていましたが、漢字が無いってこんなにも心細いことだったのでしょうか。
食事に出ても、何屋さんなのかすらわかりません。
初日の10日は、とりあえず冷麺らしき写真を掲げていた店で、「ねんみょん」と言って、
なんとか真っ黒の麺の冷麺を食べることに成功いたしました。
11日も生カルビの店で水冷麺を食べました(ビビン冷麺には麺湯がつきましたよ)。
さて炸醤麺はいつ食べられるでしょうか?


山東炸醤麺 投稿者:K・F・C  投稿日:11月11日(月)18時10分26秒

翁さん
山東省煙台市、万華賓館の炸醤麺に似ている気がします。
ただし麺は明らかにkoireさんの福盛閣そっくりです。
日本に帰ったら画像のほうをアップしたいと思います。もう少々お待ちを。
山東華僑かどうかは未確認です。帰る前に確認したいのですが、時間が……。


華府中国城 投稿者:  投稿日:11月11日(月)09時04分02秒

ぴろさん
>中華街には炸醤面はありませんでした
なじみの店を作って、「あなたの故郷の炸醤麺を作ってくれませんか」と頼むというのはどうでしょうか。

>ドスルク閉店
神田ママといい、残念です。立ち塞がっているのは日本人の舌でしょうか? それとも不況?

K.F.C.さん
お元気そうで何よりです。非常に興味深い発見ですね!
お尋ねばかりで恐縮です。慶州の「山東炸醤麺」ですが、naoさんご報告の煙台等の炸醤麺やジミーさんによる池袋・朝鮮族系の写真と比べてどうですか? それからここの「おじさん」は山東華僑なのでしょうか?

Jubeiさん
もう積雪ですか? 今年は寒いですね。定休日の情報ありがとうございました。


ワシントンの中華街で 投稿者:ぴろ中村  投稿日:11月11日(月)06時16分49秒

拉麺を発見しました。引っ張っていました。麺点師のおじさんはカメラを向けると笑顔で答えてくれました。
 残念なのはメニューが限られていて、湯麺と炒麺を選んだ後、牛肉、鶏肉、海鮮といった具を決めて下さいとのこと。私は海鮮湯麺を頼みましたが、なかなかサッパリして美味しかったです。それでもやっぱり手打ち、今までアメリカで食べた中華料理の麺食の中では一番美味しかったです。

 ワシントンの中華街はとても小さいのですが、そこで中国系新聞をもらってみたところ、やはり郊外都市にかなり多くの本格的中華料理店やグロッセリーがあるようです。中華街には料理のバラエティーは少なかったけど、郊外にはいろんな料理がありそうです。先日食べたような四川の店もその中の一つかもしれません。また昨日、中華のビュッフェ(食べ放題)に行ったところ、マジソンに比べるとそのレベルの高さに驚きました。飲茶メニューで出てくる鶏脚やウシの胃まで出てきます。

中華街には炸醤面はありませんでしたが、アメリカではかなり珍しいと思われる拉麺、そのうちレポートさせていただきます。


慶州にて山東炸醤麺を発見 投稿者:K・F・C  投稿日:11月10日(日)19時09分52秒

お久しぶりです。K・F・Cです。3週間前から韓国に来ているのですが、慶州というところで珍しい炸醤麺に出会いました。その名も山東炸醤麺。店の名前も山東飯店という名前でした。韓国で山東の名前を冠する炸醤麺を見たのは初めてです。

早速店に入って味を確かめたのですが、やはり普通の炸醤麺とはぜんぜん違います。まず味の前に色からして違う。韓国の炸醤麺は真っ黒というのが相場ですが、山東炸醤麺は明らかに茶色でした。茶色い炸醤には細かく切られた豚肉、ジャガイモ、タマネギ、エホバク(ズッキーニのようなもの)が入り、麺の上には千切りキュウリ。麺そのものは少し黄色身を帯びていました。普通の炸醤麺に比べ甘みが少なく、全体的に薄味。片栗粉が入っていてトロミがあり、むしろ若干粉っぽくもありました。

店の人に山東炸醤麺と普通の炸醤麺の違いを聞いたのですが、味噌そのものが違うということです。店を創業したおじいさんが、昔食べた中国の炸醤麺の味をもとに、韓国人の舌にあうようアレンジした炸醤麺だとのことです。

また中国の炸醤麺は味が濃く、味噌も少な目。それを韓国人の味覚に合わせ、薄めの味付けを施し、野菜を足して作ったのが山東炸醤麺だとの説明を受けました。このあたりの変化過程に韓国式の炸醤麺が生まれた秘密があるような気がします。

この炸醤麺を食べていて思い出したのですが、韓国の中華料理店には希にイェンナルチャジャンというメニューが登場しています。イェンナルとは韓国語で「昔」という意味。すなわち「昔の炸醤麺」ということです。今までこのイェンナルチャジャンと普通の炸醤麺の比較研究をしたことはないのですが、もしかすると韓国の炸醤麺における原形を見ることができるのではと思い始めました。

慶州で出会った山東炸醤麺。そしてイェンナルチャジャン。韓国滞在期間がもう残り少なくなってきたので、日本に戻ってまたいろいろ調べ、次回の渡韓に生かしたいと思います。


アメリカの朝鮮族 投稿者:ぴろ中村  投稿日:11月10日(日)14時39分57秒

っていうのはまだ聞いたことがありません。ただ、ボストンの中華街にはハングル文字の料理店があったので、このホームページ内では「韓国」などと簡単に書いてしまいましたが、もしかしたら朝鮮族の店だった可能性もあります。
 シカゴのコリアンタウンは時代背景からして、韓国の文化しか入ってきていないと思います。ようは30年前の韓国のチャジャンミョンは今と同じだったかどうかってことだと思います。日本のラーメンのように時代とともに、韓国のチャジャンミョンは味が変わっているのではないか。シカゴにあった辛いチャジャンミョンは韓国だと時代とともに流されがちなものが、アメリカだからこそ残ってしまった「生きた化石」みたいなものなのかな、って気がしています。

残念なお知らせ。東京にいる妹が、ドスルクに行こうとしたら潰れていたと連絡してくれました。もうあのラグメンを日本で食べることは出来ません。
http://www3.ocn.ne.jp/~dostlukh/


白龍定休日 投稿者:Jubei  投稿日:11月10日(日)10時32分22秒

 盛岡は,昨日吹雪みたいで,朝には道路に積雪がありました。
 気温もマイナス5度くらいかな。
 確かに本店・分店は日曜日はお休みですが,祭日はそれが月〜土曜であれば営業してます。決行,祭日休みと思っている人がいるし,あの辺の役所関係の客が来なかったりで,祭日は比較的空いています。最近は3連休も多いので,是非月曜日にでもどうぞ。
>ピリ辛
 お店のほうでは,はじめての人にはラー油をかけることを勧めますから,ピリ辛がスタンダードなのかもしれません。中には,ラー油をたっぷりかけて,激辛にする人もいますが。
 おすすめは分店(本店の2件隣)です。みんな本店に並ぶので比較的空いているし,はじめての人に親切だし,辛みも分店長の好みでラー油のほかに豆板醤らしきもの2種,唐辛子のしょうゆ漬けが置いてあるし,盛りも多いし。
 麺の堅さについては好みですね。私は味噌が絡みやすいので,柔らかい方が好きです。


ご心配なく 投稿者:nao  投稿日:11月10日(日)10時09分26秒

翁さん ご心配なく、日曜祝日もふくめて、休みは有りません。
昨日から、雪の中です。 車で走るのもおっくうです。 時速30Kmです。


盛岡・白龍(本店は日曜定休) 投稿者:  投稿日:11月10日(日)09時51分51秒

naoさん
すみません。白龍本店・分店は日曜定休のもよう。約1年前の訪問時、カワトクパルクアベニュー店は日曜もやっていました。もし行かれるときには事前にご確認下さい。

ぴり辛についてですが、盛岡・白龍のじゃじゃ麺も「ラー油」をかけさせるということは、ピリ辛にもなりうるということに気づきました(詳しくは重兵衛さんの解説を)。

ぴろさん
私自身は韓国(半島南半部)系チャジャンミョンで辛いのに出会ったことがありませんでした。すべて甘かったと記憶しています。これについてはジミーさんの報告とか、K.F.C.さん方面の方々の意見も聞いてみたいと思います。
話は変わって、米国にも中国大陸出身朝鮮族がいるでしょうか? そういう人たちが「コリアン中華」の店をやっていると仮定した場合、ぴり辛のチャジャンミョンが出てくることもありうるかなあ、などと想像してみました。


辛い炸醤面 投稿者:ぴろ中村  投稿日:11月10日(日)01時45分53秒

朝鮮族のつくる炸醤面が辛いということで、朝鮮および韓国の人たちが作るもしくは食する炸醤面には甘いのと辛目のものとがあるのかな、そうするとシカゴで食べた辛いチャジャンミョンもそれに関係するのかななどと思いました。


池袋・阿里郎 投稿者:  投稿日:11月 9日(土)22時05分17秒

ジミーさん
こりゃ面白いお店を発見されましたね。老劉、単なる定休日でしょうか? それとも…。
神田・媽媽、店じまいだそうです。極めて残念です。もう一度行ってみたかった。

ぴり辛の炸醤麺、同じく東北地方(旧満州)の味坊も↓。それから新宿・霞舫2号店もそれなりに辛いと思いました。

naoさん、がんばって! もう少ししたら新幹線もできるので、そしたら日曜日に盛岡・白龍というのはどうですか(「麺堅めで」と頼まれることをおすすめします。でもあのチータンは絶品)。

http://www.hamakko.or.jp/~geminizz/tokyo3.htm#ouajibou


geminizz@hamakko.or.jp

荒川文治(あらかわ ふみはる)
神奈川県横浜市

炸醤麺と水餃子情報のトップページへ


inserted by FC2 system