2001/10/23更新
ここで食べたのかな? |
今年5月に掲示板で教えてもらった「翠林」。
私が散髪や、古本探しに行く横浜伊勢佐木町にある。
カタカナでラーメン。派手な看板。いかにもラーメン屋さんという 印象だ。 店内は両側に椅子のあるカウンターが縦に二つ。 狭いながらも20人は座れそう。壁を見ると、餃子、炒飯、ワンタンメン、ネギ味噌ラーメンといった ラーメン屋さんでお馴染みの品が板にペンキで書かれている。そしてその下には あまり上手でない字で炸醤刀削、タンメン刀削 等と書いた紙が貼ってある。 |
刀で削って鍋の中へ |
炸醤刀削。何て読むのだ? しかたないので「あれ下さい」と指を差して注文する。 一人分でも注文を受けてから塊を削り出す。 日本語しか出来ない私が悪いのだが、うまく話が聞けない。 なんとか2年前に中国山西省から来たということは分かったが。 今度来たらじっくり聞こうと、食べることに専念。 本当の刀削麺を食べるのは今日が初めて。台湾で食べた機械製麺のものより コシが強い。 |
刀削麺の炸醤麺 |
あれから何度か午後の空いてそうな時間にお邪魔していたのだが、
満足な情報は得られず月日が流れた。 10月21日昼、沢山客がいる。 子連れの親子2組と若者2人。皆中国語を話している。 おやおや、紙のお品書きがペンキのメニューの所に移動して 下のメニューを隠しているではないか。おまけに紙に書かれていた はずの炸醤刀削が見当たらない。 小姐に「とうしょうめんのじゃあじゃあめんある?」と聞いてみる。すると「ある」とのこと。 安心した。 向かいの親子は炒飯と炒めた拉麺を食べている。これも今は紙の陰だ。 |
刀削麺の炸醤麺 |
日本人らしき客が入ってきて「ねぎみそらーめん」を注文した。
拉麺も受注生産だから、ラーメン屋さんより長く待たされる
ことになる。おいしかったろうか?また来てくれるだろうか?
「炸醤麺はなんでメニューから外したの?」 聞いてみたが、ただ笑うだけ・・・・ 中国人客は色々な麺料理を楽しめるのに、日本人はラーメンを食べるしかないという状況に なっている。もったいないことだ。 日本では珍しい白い麺の炸醤麺、客との間で麺についての行き違いがあったのだろうか? これからもっと応援するから、がんばってくれ翠林。 |
拉麺 |
お代 炸醤麺(拉麺の炸醤麺)650円 炸醤刀削(刀削麺の炸醤麺)750円 住所 神奈川県横浜市伊勢佐木町3-107 ※閉店! |
拉麺の炸醤麺 |
麻婆豆腐 |