池袋・阿里郎

池袋・阿里郎

2002/11/09登録

最近、池袋の西側がにぎやかだ。


2002年11月9日、掲示板で話題の「老劉」を探しにでかけた。
池袋北口を出て地図を頼りに平和通りを歩いていると、
羊肉餃子のある「永利」の隣に、一風変わった店が出来ているのを発見。
中国料理・韓国料理・瀋陽人情・朝鮮拌菜・阿里郎(アリラン)。


あいにく目的の「老劉」が閉まっていたので、阿里郎へ。

メニューは中国語で全て日本語の説明が付く。ハングルは全く無い。
羊肉料理の多さが目に付く中、
「朝鮮冷麺」「餃子」とともに「炸醤麺(辣鮮成)ジャージャン麺 780円」もしっかりと載っていた。
瀋陽から来た朝鮮族中国人だという小姐に聞いた。
「辣鮮成ってどういう意味なの?」
「炸醤麺は中国の料理ですが、朝鮮族の好みで辛くなっているんです」
「麺はどんな麺なの?」
「ラーメンとは違う炸醤麺の麺です」


白くて断面が四角い。一度水に通してあるようだ。
そこに熱い炸醤がかかっている。
喜んで、さらに聞いてみる。
「韓国に行ったことはある?」
「あります」
「じゃ、炸醤麺は食べた?」
「韓国のは全然違いますね」
「あっちの麺は黄色っぽいよね」
「たまねぎとか野菜がいっぱい入っていて、醤油の色をしています」
「そうそう、真っ黒だよね。でもあれは甘いでしょ」


辛い。かき混ぜると唐辛子が5、6本入っている。

山東省→韓国→新宿の炸醤麺は、黄色っぽい拉麺に辛みの無い黒い具だくさんの炸醤が載るが、
シカゴのコリアンタウンには、同じように黒くて具だくさんなのに、辛い炸醤麺も存在しているという。
朝鮮民族の中の炸醤麺と唐辛子。今後も調査を続けなければ。


阿里郎(アリラン)
住所:東京都豊島区池袋1-2-7メゾン田中1F
電話:03-3981-0811

geminizz@hamakko.or.jp

荒川文治(あらかわ ふみはる)
神奈川県横浜市

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