2005/01/06登録
今回の宿、豪景大酒店にチェックインを済ませ、時折降る雨の中近くの西門町を偵察。
「北平 一條龍餃子舘」。外で立って食べてる人たちは皆隣の「阿宗麺線」のお客さん。
温かく柔らかく白い麺。麺媽はキュウリとモヤシ。
肉丁と大豆が入っている炸醤。
水餃子1皿は10個。これにビール1本で満腹。
ホテルに戻りインターネットで早速報告。24時間300元の料金でADSL接続という快適な環境で、ついつい夜更かし。
27日、遅く起きたたので朝飯は無し。地下鉄で忠孝復興駅へ。
昼飯は「北平 半畝園」。
自ら炸醤麺、刀削をマークする。
見ての通り、モヤシとキュウリが載る。炸醤の中には挽肉の塊みたいなものが入る。
さて、北京では肉丁や肉絲という切りかただった豚肉、台北には挽肉もあるのか? 太平洋そごうの食品売り場に行ってみた。一見、日本のスーパーと変りがないようにみえる肉売り場だが、いやぁ様々な切り方があるものである。
ステーキ用が肉排。塊が肉塊。肉片は日本で言えばすき焼き用か。厚さ5oほどで2cm角に切ったものは肉丁。同じ厚さで3cm角ぐらいになると肉角。細切りは肉絲。そして日本の挽肉にあたるものは細絞。それより粗く太いと絞肉。さらに粗くて団子状のものは初絞と書かれていた。「半畝園」のは初絞だったんだろう。
温かい刀削麺。
今日は何かの行事の日なのだろうか?あちこちでお札らしき紙を燃やしている。お菓子等のお供えもしている。
後で聞いた話では、土地の神様へのお祈りだそうで、こんなことを毎月2度もしているんだという。
龍山寺でも祈る人々。今日は縁日ではない。
夜はこちらの知り合いに食事を誘われたので、一人では食べづらい北平[火考]鴨を食べに「天厨」へ。
こちらは二人なのだが、注文は1匹から。
食べきれなかった肉と料理に使わなかった骨は知人がお持ち帰り。実は天厨には炸醤麺もあったのだが、もう食べられません・・・。
三日目も雨だった。台北101、508mの世界一高いビルへ向かう。
地階にはスーパーマーケットとフードコートがある。
あ、「雙樹拉麺店」の支店があったんだ。うーん、やっぱり食べなきゃね。
山東炸醤麺とキムチを注文。
炸醤は大根らしき根菜、玉ねぎ、茄子らしき野菜と肉丁の入った韓国人向けの炸醤麺の味。麺は実演しているから拉麺のはずだが、細く角く黄ばんだ柔らかめの麺だ。
食後スーパーマーケットを調査。まず本当に手で伸ばしたかどうかはわからない拉麺という白い麺。これはうどんより細いか、きしめんのように平たいかで、うどん程の太さになると烏龍麺となる。他に黄色くてカンスイ入りの油麺と日式拉麺、刀削麺もある。
黄醤が無い。ここ以外の食品売り場も何箇所か見たが、甜麺醤や豆板醤(辣豆板醤と豆板醤どちらもある)と日本の味噌は大量にあるのに、大豆を主原料とする黄醤がみあたらないのだ。味噌があれば十分ということなのか?
夜はまた台北の別の知り合と日式[シ刷][シ刷]「和田」。湯が出汁入り。昆布や貝、蟹風味かまぼこも入れます。肉は羊を選択。
排骨羊肉はしゃぶしゃぶしても煮えません。煮込まなきゃ。
車窓から総統府を表敬訪問。
そういえば故宮博物院にも行ってないなぁ。雨だったしな。
また行くよ台北。
geminizz@hamakko.or.jp
荒川文治(あらかわ ふみはる)
神奈川県横浜市